人間社会(と猫)



不快な目配せ、バスの中での出来事。

92日連続更新中!
(はぁ〜、もう一週間が終わった。早いな。)

今日はちょっと重いテーマです。
文中に不快な思いをされてしまう箇所が
あるかもしれません。
できるだけ言葉を選び書き進めますが
私の体験談という事でご理解ください。

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私が不快な目配せをされた訳ではなく
バスの中で目撃してしまったことです。
いわゆる差別ってやつでしょうね。

強打した小指がまだ完治しておらず
長い距離を歩くのが辛いので駅までは
行き帰りともバスに乗ってます。

NYCのバスに乗った事があると
お分かりかもしれませんが、
バスの前方は優先席になってます。

そこに60歳台かと思われる女性が座ってました。
その女性はいわゆるwhite people。
そして左脇の普通席にNon-white peopleが腰掛けました。

女性はとても不快そうに、
「どうしてあなたがここに座るの?」とでも
言いたげに嫌悪感をあらわにして
その人を一瞥しました。
一瞥というより睨むに近い視線。

(その人は周りに席が必要な人はいないか
ちゃんと確認してからその席に座ったのに。
その前には荷物をもった女性に席を譲っていたのも
私は見ていました。優先席に座っても
特に問題ない年齢とも見えました。)


一瞬、「え、今は21世紀だよね?キング牧師の時代?」
と嫌〜な錯覚を覚えました。

そんな不快な目配せを目撃し、嫌な思い出が蘇りました。

当時住んでいたアパートの大家さんは
とあるヨーロッパの国からの移民の方で
その国の方々が多く住んでいるエリアでした。
英語を話さなくてもお国の言葉で十分生活できる
そんなエリアでもあります。

そのアパートで生活して半年を過ぎる頃から
さまざまな嫌がらせがはじまりました。
やっと新しいアパートに慣れて物も揃ってきたのに
住んでいるのが苦痛になり
家賃を払うのも馬鹿らしくなってきたころ
「I don't like Asian.」と面と向かって言われたのです。

「今おっしゃった言葉の意味、
あなたはちゃんと理解して発言しました?」
と聞くも、何のことを言ってるの?と
すでにシラを切っていました。

もちろんその後すぐに引っ越しました。

私に対する嫌がらせが始まる前から、
ゴシップ好きなのか聞いてもいないのに
隣人の男性(とても親切な良い人だった)を
「彼は静かで問題ないけれど、○×○教の人なのよね。」と
必ず宗教の違いを持ち出していました。

私の前にもNon-whiteの方が住んでいたようで
それについても何度となく聞かされました。

それらの発言が何を意味するかは、
全く分かっていなかったようです。
とにかく不快な大家でした。

あの体験は、私は肌の色が違うのだというのを
再確認した出来事でした。

他人と自分を比べ自分が有利に立っている事で
安心感を覚えたり優越感を感じるのが
人間なのかもしれませんね。

私だって心の中でドス黒い事を考えます。
文化、宗教、国、環境の違いを受け入れるのが
困難な状況もありますし、理解できない事もあります。
文句も言ってしまいます。

でもあの大家のように
差別で凝り固まった人間にだけはなりたくない。

日本人である事、アジア人である事、
そして肌の色が違う事を誇りに思って
生きたいです。



それでは、ごきげんよう。
また明日。
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by chipsalsa | 2010-04-10 13:37 | アメリカ生活のもろもろ
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ども、チプサル母です。人間社会をまったり綴ってます。猫のチップとサルサ(チプサル)とチプサル父(相方=アジア系米人)とNY州Brooklyn在住。
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