こんにちは。
金沢、2日目(昨日)のお話。
金沢21世紀美術館にある
スイミングプールのインストレーションを
体験してきました。
下の写真、知らない人なので(ウソ)
目の部分を黒く隠しています。
決して、前髪が鼻の下まで
伸びてる訳ではありません。
この美術館ですが、
プールだけ見る、これで充分。
それだけなら入場料は350円。
スカルプチャー、写真、
サイトスペシフィック・インストレーション、
以上の作品で埋め尽くされているのですが
観客が作品を実体験出来るのは、
このプールだけ。
その他は、うーん、なんと言うか・・・
個人的な意見ですけど、
作品が観客を寄せ付けるのを嫌がる
一人歩きのエゴを見た感じでした。
「この作品はデリケートですので近くに寄らないでください」
各展示場に入ると、必ず係員に注意されます。
絵画であれば、上で書いたような「実体験する」は
無理ですけれど、絵画の近くまでよって
その筆の勢いや、色の乗せ方などを体験できる。
ちょっと後ろに下がって絵の全体を見て、
違う何かを感じる。そんな楽しみ方が絵画かと。
そもそも、この美術館、
展示されている作品が絵画ではないので
もっと観客を作品に近づけるべきじゃなかろうか。
不完全燃焼を胸に、お隣の兼六園へ。
兼六園だけ回っても、充分にその美しさを堪能できますが
美術館を見た後だけに、私達はこの庭園を心から楽しみました。
今日はこれから、神戸へ移動します。
ごきげんよう。