人間社会(と猫)



韓国料理食堂にて

修行僧の気持ちで挑むクソ会社での奉公も
残すところ3日になった。

は〜。
愚痴が長引きすぎて、ほんとすんません。
これで本当に最後!
後3日働いたら、オサラバです。
この会社の愚痴とも、オサラバです。

我ながら、この心理状態はかなりヤバいぞと思うが、
1秒でも長くあのオフィスにいたくないので
ランチは外に食べに行くようにしている。

NYCで働くようになって初めての行動だ。
自前ランチ持参か外で買ってきたランチを
デスクで食べるのが一番落ち着く。

んが。

たったの50センチ離れた右隣のデスクの女性は
手櫛で髪をなで、ひっきりなしに抜け毛をゴミ箱に捨てる。
そのまた右隣の男性は静かなのだが鼻息が荒い。
私の左手にはスピーカーが2個。
聞きたくない音楽が一日中がんがん鳴っている。

こんなデスクはまったくもって落ち着けない。
ランチ1時間の逃避行は、必須。

今日は散歩がてらコリアンタウンの
韓国ビュッフェに行った。
32丁目にあるWoorijipという総菜屋さん。
お弁当も売ってれば、辛いスープも売ってるし
自分な好きなものを容器に入れて
量り売りしてくれるビュッフェもある。
店内にはテーブルもあるので
買ったお弁当を食べる人もいれば
ビュッフェを食べる人もいる。

ここはインターナショナル色が豊な食堂だ。
近くに語学学校があるのかもしれない。

後ろからは中国なまりの英語が聞こえ、
アメリカに渡ってきて感じた事や
これからの夢を語っている女子二人。

たどたどしい英語で「隣に座ってもいいですか?」と
聞いてきた恐らく東南アジアの女性。

この界隈で働いているらしいアメリカ人のグループ。

お買い物途中の韓国人オモニの二人組。

旅行中のおそらく日本人グループ。

一食に使える予算と格闘しながら
いかに多く、美味しく食べれるかと
お弁当を真剣なまなざしで見つめる学生。

そんな色々な人々を見ていたら
オフィスの息苦しさをすっかり忘れた。

渡米後すぐの10年前の私を思い出した。

あの頃の私は、過去よりも現在、現在よりも未来が大切で
明日は何か面白い事が起きるかもと期待することで
気持ちが上向きになった。

韓国食堂にいた大半の人が、
同じような気持ちでNYの生活を送ってるような気がして
それぞれの夢が叶うといいな〜と勝手に応援したりして。

出身国は違えども他国の生活で荒波にまれる苦労は
誰でも同じで、誰でも一度は通る登竜門。

だいじょうぶ、だいじょうぶ。
永遠に終わらないような気がする課題や、
本当に卒業できるのかっていう不安や、
友達が出来るのか・独ぼっちかも?な孤独感も、
必ず終わりがあって、必ず誰かに支えられてるから。

ふと我に返って、あら、まさに自分自身に言い聞かせてる。
なんだか笑えてきてしまった韓国料理食堂の雑踏。

オフィスに戻って必ず終わりが来る仕事を
黙々とこなしました。

人々の雑踏は時として疲労感を与えますが、
人々の雑踏もこうして元気の元になるようです。


明日は何食べよ。


それでは、ごきげんよう。
また近々。
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by chipsalsa | 2011-09-28 10:09 | わたくしゴトのもろもろ
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ども、チプサル母です。人間社会をまったり綴ってます。猫のチップとサルサ(チプサル)とチプサル父(相方=アジア系米人)とNY州Brooklyn在住。
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