人間社会(と猫)



週末はテキサスで

暇なので二度目の投稿。
下の記事も読んでくれたかちら?


さてさて、先週末はテキサスに行ってきた。
相方さんの小学校からの幼なじみで
高校まで同じだったというK助の結婚式だった。

いったい何度目の結婚式なのか
だいたいの想像はつくがはっきり分からない。
おそらく3度目?

はじめの結婚で男の子3人に恵まれ、
二度目の結婚で女の子1人に恵まれ、
三度目の結婚で奥さんの連れ子が1人。

二番目の奥さんには養子にした女の子3人がいたので
その当時のK助のプール付き豪邸は
子供7人が入り乱れる家だった。

とは言っても一番目の奥さんとは
親権をそれぞれが持っていたので
週末だけ男の子達ががやってくるという
環境だったらしいが、
それでも子供人口は濃密な家だった。

K助の両親も離婚をしていたので
相方さんの両親は
「親の離婚でツライ思いをしたのに
同じ道を歩んでしまうんだな〜。」と
つぶやいていた。

ハーフブラザーとかハーフシスターという
異母兄弟姉妹、異父兄弟姉妹が
割と普通なアメリカだけれど
K助にもハーフシスターが二人いる。

きっとそういう環境にいると
ハーフブラザーだろうがハーフシスターだろうが
兄弟は兄弟で姉妹は姉妹なのだ。

実際、K助の子供達は
親が再婚した連れ子と仲良くしていた。
K助は今回の結婚を含め
合計で8人の子供に囲まれている。

さて、私達がテキサスに行く前日、
毒舌の友人から「イエローは嫌われるはず」という
南部を差別しつつ、黄色人種の私達を差別しかねない
なんとも口当たりの悪いテキストメッセージを受け取った。

15年以上も友人だがその間の何年か
連絡を取っていない時期もあった。
毒舌なのとすっ飛びすぎたライフスタイルで
手に負えない人だったのだ。

最近は私が年を取ったのか、
友人が丸くなったのか、毒舌にも程があって
まぁ適当に流せるようになっていた。

でも上記のテキストメッセージは
どう受け止めていいのか、
私の中のわだかまりをどう克服すべきか、
頭を痛めている。

テキサスと言えば赤い州で共和党支持者が多い。
つまりブッシュ政権を支持していた人が多いってこと。

毒舌の友人は共和党が大嫌いでそれもあって
黄色人種は嫌われるから気をつけなさいよって
意味が込められていたのだろう。

行間の意味は受け取っていたが
読んだ瞬間は複雑な気持ちだった。

NYに帰ってくると「無事に帰ってきた?」
と心配する人ではあるので友人の心の底辺には
やさしさというのも存在しているのだ。

アジア人がほとんどいない環境で育った相方さんは
テキサス時代は学校や職場などで言葉にされずとも
それなりに人種差別もあったとは思う。

私はと言えば、これまでに何度もテキサスを訪れているが
肌の色だけで差別された事は一度も無いし
買い物中に店の人に質問をすれば
「Yes, madam.」と言われる。
NYでは考えられないような
質の高いサービスをどこでも受けられる。

人と人が会話をする時に
相手が敬意を払っているのが私には伝わるのだから、
共和党支持者の親に育てられた人であろうが
白人第一主義の親に育てられた人であろうが、
私にとっては関係ない。

たとえ心の中で差別していようが私には関係ない。
That's their problem, not mine.
人として当たり前の事、つまり敬意を払うという行為をする彼らに
表面だけであろうが私は好意的に受け止めた。

と、ここまで書いて私はNYの荒波にモマれ過ぎて
感覚が麻痺しているのではなかろうか?
と不安になってきた。

いやというより、あまりにも文化が違いすぎる人
もっと噛み砕けば、ちょっと理解できない常識が違いすぎる人を
見続けているのでその違いを受け止める為に
That's their problem, not mine.と心の予防線を
いつからか張り始めていたのかもしれない。
彼らの心の中の差別っていうのは、彼らの問題であって
私の問題ではない。私が解決できる問題でもない。

嫌われるという感覚はなかなか受け入れがたい。
でもそれを気にしすぎると何も前に進めない。
敏感に反応しすぎると生きていけないから。
だからといって誰にでも八方美人でいるわけではなく
人として当たり前の「相手に敬意を払う」
それだけは忘れないようにしている。

こんな偉そうな事を言ってる私だって
好きな文化、嫌いな文化はあるし
ときどき相方さんや本当に親しい人にだけは
そんな本音も暴露することだってある。

毒舌の友人には、
テキサスでは嫌な思いした事が無いと言うと
「話していれば共和党支持者ってわかるはず」と
返事が返ってきた。

That's your problem, not mine.
とでも言えば良かったのだろうか。

考え方が捻くれている友人を受け止めるのも
年を重ねる上でのレッスンなのかもしれない。


そんなわけで、脱線しすぎたけど
K助、もう離婚すんなよ。
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結婚式は自宅の庭ってのがすごいね。

d0134497_1344662.jpg
式が終わった後、ニャンコが登っていた。巨大な爪研ぎタワーだぜ。



それでは、ごきげんよう。
また近々。
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by chipsalsa | 2011-11-25 13:10 | 旅に出るの巻
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ども、チプサル母です。人間社会をまったり綴ってます。猫のチップとサルサ(チプサル)とチプサル父(相方=アジア系米人)とNY州Brooklyn在住。
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