チップです。
なにやら、母ちゃんが台所から
奇声を発してます。
「な、なぬ~?
餅に十字架がぁぁ~~???」
こんな具合で、
餅に十字架が刻まれております。
久しぶりにサトウの切り餅さんを買った母ちゃんは、餅のあまりの進化に驚いてます。
どれどれ、パッケージの説明を読んでみましょう。
あれ? この十字架は「パリッとスリット加工」って名前みたいですよ。
「餅がふっくらパリっとおいしく焼き上がり、手でも簡単に割れ使いやすくなりました。」って書いてあります。
母ちゃん、これは十字架じゃなくて“切れ目”ですよ。やだなぁ~、早とちりしちゃって。
おやおや?切れ目の入った餅が一つ一つビニールの袋に入ってますよ…。
う~ん、でも、どうして?
ビニールって環境に悪いって母ちゃんから前に聞いたことがあるよ。
こうやって一つ一つビニールの袋に入ってたら、その分ごみも増えるのにね。
それとも、このビニールは燃やしても平気なのかな?
隣では、焼きあがる餅をわくわくしながら待ちつつも
「でも、ごみが増えるじゃないかぁ~」と、母ちゃんがブツブツ文句を言ってます。
ちょとだけ、環境問題に敏感なんです、ボクの母ちゃん。
環境問題か、餅か。どうやら、かなり悩んでます…。
ところで、こんな不思議な進化は、人間社会では当たり前なのですか?